紹介営業に負けない飛び込み営業

今回は、知人や知り合いから紹介をもらい契約を上げている同僚を横目に、飛び込み営業で頑張っている方からの質問です。

【ページの目次】

相談内容

私の同僚は、知人や知り合いが多くその人達から契約をとったり、その人達からの紹介で契約を上げていますが、私は生まれ育ちも違うのでその様な知り合いはいません。

しかし、上司は契約を上げるヤツが偉いという感じで、契約を上げれば何でも良いようです。

そこで、質問ですが契約さえ上げれば何でも良いのでしょうか?必死に飛び込み営業をしている自分がバカみたいに思えてきます。負けたくないと言う気持ちは誰よりもあるんですが。愚痴のような感じになってしまいましたが、お願いします。

回答

まずは、質問にお答えします。

『契約さえ上げれば何でも良い』んです。

もちろん、ちゃんとした商品という大前提はありますがそれが、営業セールスというもんです。

あなたの表現を使わせてもらうと、きちんとした商品であれば紹介であっても、何であっても「契約した者の勝ち」なのです。

そして、契約が取れない人は、どれだけ飛び込んでも努力しても「負け」です。

でも、大切なのはここからね。

その紹介で契約を取っている人は、じきに辞めますよ。

そこで生まれ育って、知り合いがたくさんいるとは言ってもやはり限界があります。

必ずどこかで頭打ちになります。しかし、それまでにチヤホヤされていたために、その心地よさだけは知っていますからそうなると売れないことに耐えられなくなって辞めていきます。

もちろん、紹介が紹介を呼ぶトークや仕掛けを作っていれば生き残れますが、大半の人はその様な方法を知らずに、ただ知り合いを食いつぶしていくだけです。

ですから、その人はじきに辞めますよ。

もし、ウソと思うなら見ていなさい。

必ず辞めます。

そもそも、ある程度の努力も考えもせずに最初から知人の紹介だけで営業セールスが続くのであれば、だれだって苦労はしませんよ。

ご心配なく。

この世は『正直者はバカを見ません』

ですから、あなたが考えなければいけないのは、そんな人のことはどうでも良くて、自分自身の飛び込み営業力を上げることです。

同僚を見て羨ましがっているようでは、その人が居なくなる前に、あなたが辞めなければいけなくなってしまいますよ。

「人は人」「自分は自分」でしょ?

関係ないんです。

それを気にしてるって事は、あなた自身がまだ本気じゃないんですよ。本気で飛び込み営業に向き合ってない。

ここで、あまり言われていない1つの真実を教えて上げましょう。

会社で毎月、トップ5位くらいをウロウロしている人は、なぜトップになれないかを知ってますか?

それは「ライバルを気にしすぎているから」です。

ダントツトップの人は「ライバル」なんかどうでも良いんです。

私自身もそうでしたが、もともと、売れないときからライバルを気にせずに、自分の足下をしっかりと見つめて一歩一歩確実に歩み、飛び込み営業の経験を重ねた結果、気が付けば「ダントツのトップになっていた」のです。

これが「最強に売れる営業セールスの1つの真実」なんです。

相手が先に行こうと、お客を横取りしようと、冷静にただ、今起きている現状をしっかりと見つめ「今現在、自分が何をするべきか?」ということだけに集中して、飛び込み営業やテレアポを実践をした結果、トップになったのです。

言ってみれば、昔話の「ウサギとカメ」と同じです。

カメがどんなにウサギをうらやましがっても、カメはカメです。

それなら、カメとして最善を積み重ねるだけです。

ですから、あなたが、本気でダントツの一流の営業としてトップになりたければ

「他の人が何をしているか?」ではなく
   
「あなた自身がなにをしているのか?」の方が100倍大切なことなのです。

自分を信じて下さい。

こう言われても信じられないかも知れませんが、これまで、生まれてきて、1度や2度くらい「もうダメだ!」というような困難をあなたも経験したことはあるでしょ?

でも、今、このブログを読んでるってことは、それを乗り越えてる最中か、乗り超えたたって事ですよね?

人は「もうダメだっ!!」と思ってから初めて自分の本当の力が出るものです。

そして、実際は自分が思ったことほど悪いことも起きません。

かりに、起きるとしたら、それはあなたに乗り換えられる力があるからです。

今のどんな不遇や環境も、あなたの「学び」です。

そこから得られるものは、通常では絶対に得られないことばかりです。

そして、それが後のあなたの「底力」となり「自信」となるのです。

頑張ってください。

このブログを書いている人
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有川 高史
最塾・主宰。2005年3月より「現場で泥水を飲むような思いで苦しみながら戦っている現場営業」のための「最強営業実践塾(最塾)」をスタートさせる。年現在、最強営業実践塾で学んだ累計会員数は、全国で5600名を超え現在も様々な業種の営業セールスの人が共に切磋琢磨しながら日々学んでいる。・・・続きを読む→

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